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絵の描きかたワンポイント(児童用)

こんなことに気をつけると、すてきな絵が描けます。
「校内絵を描く会」に向けて、自分らしい作品をしあげましょう。 

森竹高裕


  

【 画面について 】
画用紙を縦に使う方がいい
・縦の絵は、バランスが崩れ、ぐらぐらと動きのある絵になります。
・横の絵どっしりと安定してしまいます。

そこでしか描けないものを先に描く
・人間は学校でも描けるので、そこでしか描けないものを描きましょう。

描きたいものは、画面の半分より上に描く
・地面から描き始めると、上は空しかないのであとで苦労します。
・描ける人は、上から見たように(バードビューで)描いてみよう

画面を二つに分けない
・画面を分けてしまう、縦の線・横の線は描かない。使うなら斜めの線

描くものの大きさ
・同じ大きさ、同じ方向を向いている、同じ高さは、だめです。

間違えたときは
・下絵で間違ったときには、白の絵の具で塗って消しましょう。

【 下書き 】
下書きは、水性ペン、わりばしペン、絵の具など
・スイスイ描けないので、よく見た曲がったおもしろい線が生まれます。
・水性ペンは、着色の時ににじむ効果が生まれます。

友達同士ならばない
・絵を見合って、同じ構図の絵になってしまいます。

【 人間について 】
人間は6〜7頭身
・図工で描く人間は、頭でかっちの人間になりやすいです。
・「マンガの顔」にならないようにしましょう。(特に女子)

人物を、大きく描きすぎない
・ひとつのものは、手のひらの大きさぐらいがいいです。

【 筆の使い方 】
適度な水分
・かさかさ筆、にこにこ筆、泣き虫筆
・にこにこ筆で、濃い色から順にとりながらパレットの上で混ぜよう。

筆の動かしかた
・筆は画面に垂直に立てて描く。
・横に寝かせて左右にこする「こすりがき」をしない。
・いっぺんに長く描かないで、短く少しずつ伸ばしていくように描く。
・色を置く感じで動かす。
・特に下から上へ斜め左下から、斜め右上に。丸いものは丸く描く
・手首を机につけてかくのは、細かいものを描くときだけ。

【 色ぬり 】
色を混ぜて使う
・チューブから出したままの色は使いません。
・つくった色を濃いめに塗りましょう。画用紙の紙の白さが透けないくらい

パレットの小部屋にいろんな色を出す
・筆でチョンチョンと色をとり、画用紙にの上で色を混ぜよう。

黒、白は使わない
・黒は強すぎます。白は色がぼやけてしまいます。

細かい仕事と雑な仕事
・細かいぬり方と雑なぬり方が一枚の絵の中にあるといいです。
画用紙全部に色をつけない
・息苦しくなるので、適当に色をつけていないところがあるといいです。

下書きの線が見え隠れする
・色をぬったときに、下書きの線がところどころ見えるといいです。

明るいところ、暗いところ
・色は白黒に置き換えることができます。
・うんと明るいところ、うんと暗いところを意識して色をぬりましょう。

【 背景処理について 】
背景の色について
・茶、黄色、黄緑は適さない。色が薄いので軽い絵になります。

ぬり方の工夫
・単調な背景で苦しいときには、塗り方を工夫しましょう。
・円を描くようなぬり方が、効果をあげることがあります。

【 バケツの水 】
パレットやバケツはきれいなものに交換する
・めんどくさがっていると汚い色になってしまいます。

水入れについて
・水入れは3つの目的にわけて使うといいです。
 A:大まかに筆を洗う B:きれいに筆を洗う C絵の具を混ぜる水をとる

【 仕上げ 】
黒や白を使うとき
・黒・白をちょこちょこと使うと、絵が締まります。

コンテ
・コンテは、汚れが適当に広がるので、絵に変化が出てきます。

【 先生のお手伝い 】
写真を撮っておく
・学校で描くときに、写真を見ながら描きましょう。


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